建設業界の状況を交流~建設部会を開催
2017.05.23
5月23日、民商事務所に建設部会を開催し、8名が参加をしました。
はじめに森田事務局長が社会保険未加入業者排除問題や道内建設業の実情を報告。
本来加入義務のない従業員5人未満の事業所で社会保険の加入を迫られている相談が、多く寄せられていることや、
振興局や開発局との交渉内容について話しました。
「一番の問題は高い保険料。売上に上乗せされればいいが、この間の相談では『通常の金額の請求書に福利厚生費込みと書いてくれ』と言われたなどの事例もある」と説明しました。
参加者からは「一社から貰えても負担分がカバーできない」「加入しないと次から仕事が回ってこない」などの声が出されました。また、「一度手続きすれば大きい仕事も受注できる」などの意見も。
その他、「書類手続きが大変」やリフォーム助成制度や小規模修繕工事登録制度についてなど多くの意見が出されました。
最後に、「北見市でも『公契約条例』の制定を目指して運動をしよう」と提起があり、
社会保険問題も引き続き取り組むことを確認しました。