「消費税に頼らない財源はある」~各界連学習講演会
2017.07.17
「消費税増税と社会保障を考える学習会」が7月12日、北見市民会館で開催され、55人が参加しました。
主催は消費税廃止北見各界連絡会。
NPO法人北海道地域・自治体問題研究所事務局長の三浦泰裕さんを講師に招き、この間の社会保障改悪や消費税をはじめとした不公平税制の仕組みを語ってもらいました。
①低所得者ほど負担が重い逆進性、②大企業が莫大な還付をもらっている輸出戻し税(トヨタ一社で約2600億円!)、③正規雇用から派遣への置き換えで企業が払う消費税が安くなるからくりなど消費税の問題点を明らかにし、増税が社会保障に使われてないことも指摘されました。
不公平税制を正すために、明確な対案を出していくことで安倍政権の消極的支持層の選挙行動を変えていく必要性も語られました。
その他、医療・介護、年金、生活保護の現場から実態も報告してもらい、理解を深め合いました。
引き続き、消費税増税中止と不公平税制の是正に頑張りましょう!